講習会に参加

お口のこと

今日は講習会に出席するため早朝から中部国際空港(セントレア)に向かいました。朝5時半に大垣を出て7時にセントレアに到着。何回もセントレアに来ておりますが、空港まで1時間半というのは便利と不便の境目と感じます。月に何回も利用するわけではないのでこんなものとも思うのですが、1時間くらいで行けるといいなとも思います。講習会は朝から夕方までなので5時に起きて講師の方の話を聞いていると途中で眠くなるんですよね。たかが30分なんですが、朝の30分布団の中にいるのといないのでは結構違いますよね。眠くなりにくいようにお昼ご飯を少なめにして1日集中して勉強してきました。

講習会の内容は予防についてだったのですが、今まで当たり前に言われてきたことも時代とともに変わっていくんだと改めて考えさせられました。今日聞いたことはたくさんあるのですがそのうちの一つをお話しします。

顕微鏡もなかった昔にはむし歯や歯周病がなぜ起こるのかわかりませんでした。細菌学が発達してむし歯や歯周病は口の中の細菌が原因だとわかりました。そして今度は薬学が発達していろいろな菌を殺す薬いわゆる抗生物質や抗菌薬が開発されました。口の中も消毒して場合によっては強い薬を使って菌を減らしていきましょうという流れになりました。それと同時に人々の清潔意識も変わり、衛生環境もよくなり、菌は悪いものなのでどんどん消毒しましょう。できれば無菌状態にしたい。そんなわけで抗菌グッズがあふれかえり、感染症の罹患率は大きく減りました。そのこと自体はとてもいいことなのですが、反対にアレルギー性疾患やアトピー性皮膚炎や薬が効かない菌が増えてしまうといった問題が今起こっています。昔には起こっていなかった問題です。花粉症なんてなかったですよね。どうも体にとって有益な菌まで減ってしまったためにその様な問題が起こっているようです。しかしどんな菌が役に立つのかはわかっていません。現在の科学ではまだ口の中の菌ですら全て解析できていないのです。そこでいろいろな研究がされているのですが、腸内細菌のバランスがいいと体の具合がいいらしいと分かってきました。さらに別の研究で口の中の菌と腸の中の菌はほぼ同じの様だと分かってきました。そこで口の菌のバランスをよくすることで腸内細菌のバランスが良くなるのではないか?という実験が今行われているようです。お口の中の環境をよくするのは歯科の分野で、口の中の菌の状態が良くなればむし歯や歯周病のリスクも減ると考えられています。近い未来には身体の病気の予防に歯科を受診する時代が来るのかもしれません。

歯科分野の講習会といっても色々な講習会がありまして、すべての講習会に参加することは無理ですし、武内歯科医院ではできないこともあります。しかし、世界の流れに取り残されないようにこれからも積極的にこのような講習会に参加していこうと思います。

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